楽観(読み)ラッカン

デジタル大辞泉 「楽観」の意味・読み・例文・類語

らっ‐かん〔ラククワン〕【楽観】

[名](スル)
物事先行きをよいほうに考えて心配しないこと。心配するほどの事態でもないとして気楽に考えること。「病状楽観を許さない」「状況楽観する」「楽観視」⇔悲観
すべての可能性を信じ、世の中や人生をよいものと考えること。「楽観論」⇔悲観

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精選版 日本国語大辞典 「楽観」の意味・読み・例文・類語

らっ‐かんラククヮン【楽観】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 楽しみ見ること。〔漢書‐貨殖伝・白圭
  3. すべて物事の成り行きを、よい方に考えて心配しないこと。容易・有望であると決めてかかっていること。
    1. [初出の実例]「苦観する者は概して人間の理想を高め、楽観(ラククヮン)する者は時として堕落する事多し」(出典:緑蔭茗話(1890‐91)〈内田魯庵〉)

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普及版 字通 「楽観」の読み・字形・画数・意味

【楽観】らくかん

安心

字通「楽」の項目を見る

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