最新 地学事典 「榛名火山」の解説
はるなかざん
榛名火山
Haruna volcano
群馬県中部にある更新世~完新世火山。気象庁の活火山名は榛名山。最高峰は掃部ヶ岳(1,449m)。開析された火山体の山頂部には約5万年前の火砕流噴火により形成された直径約3kmのカルデラがあり,水をたたえ(榛名湖),その中央部から東側にかけて後カルデラ期に形成された複数の安山岩溶岩ドームが分布。最新の活動は5世紀末から6世紀に発生した2回の噴火で,火砕流と降下軽石の噴出の後,二ッ岳溶岩ドームを形成した。黒井峯遺跡等この噴火により被災した複数の遺跡が知られている。
執筆者:下司 信夫
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

