榛名湖(読み)はるなこ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

榛名湖
はるなこ

群馬県中部,榛名山カルデラ内にある火口原湖。周囲 4.8km。面積 1.19km2。最深部 12.5m。湖面標高 1084m。富栄養湖で,湖畔に湧水池が点在。北端から外輪山を横切って沼尾川が流出,滝をつくって吾妻川に注ぐ。湖水の一部は,南端からトンネルで導水,南側斜面の灌漑用水に利用される。夏季は湖畔のキャンプ,冬季スケートワカサギ釣りなど観光資源は多彩。付近は榛名県立公園に属する。

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デジタル大辞泉の解説

はるな‐こ【榛名湖】

榛名山の火口原湖。面積1.19平方キロメートル。最大深度12.5メートル。湖面標高1084メートル。

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百科事典マイペディアの解説

榛名湖【はるなこ】

群馬県中部,榛名山のカルデラの一部を占める火口原湖。古くは伊香保沼とも称され,《万葉集》に詠まれ,歌枕として知られていた。榛名神社の御手洗沼として近世初期まで余人不入の地であった。標高1084m,面積1.24km2,最深12.6m。夏季はキャンプ場となり,冬季は1〜3月まで結氷し,スケートとワカサギの穴釣で有名。

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世界大百科事典 第2版の解説

はるなこ【榛名湖】

群馬県中央部,榛名山の山頂部にある火口原湖。群馬郡榛名町の北端部にあたる。面積1.2km2,湖面標高1084m,周囲5km,最深部12.5m。古くは〈伊香保の沼〉と呼ばれ,東岸の円錐形榛名富士を水面に映す。冬は一面結氷してワカサギの穴釣りの名所として知られ,スケートリンクも設けられている。湖の南西岸にはレストハウス,旅館,みやげ物店などが集中し,榛名山観光の基地をなす。高崎,渋川からバスの便がある。

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大辞林 第三版の解説

はるなこ【榛名湖】

榛名山の火口原湖。面積1.2平方キロメートル。湖面の海抜1084メートル。湖水は北東部から流出し吾妻あがつま川に注ぐ。冬季は結氷。古名、伊香保の沼。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔群馬県〕榛名湖(はるなこ)


群馬県中部、榛名山山頂にある火口原湖。面積1.2km2。北東端から沼尾(ぬまお)川が流出する。湖岸道路が一周する。一帯はサクラ・ツツジなどがおおう景勝地。東側には榛名富士がそびえる。ワカサギの穴釣りやスケート・キャンプ・ボート遊びが盛ん。湖岸に榛名湖温泉、北東約5kmに伊香保(いかほ)温泉がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

榛名湖
はるなこ

群馬県高崎市榛名湖町にあり、榛名山の火口原湖。面積1.19平方キロメートル、湖面の標高1084メートル、東西0.8キロメートル、南北1.5キロメートルの曲玉(まがたま)状で周囲4.8キロメートル。湖岸から急傾斜で深くなり、湖底は平坦(へいたん)で、最深部は水深12.5メートル。湖底には珪藻骸泥(けいそうがいでい)が多い。透明度はときによって違うが3.6~9.5メートルで、富栄養型をなす。湖水は北東隅に火口瀬を刻み沼尾(ぬまお)川となって吾妻(あがつま)川に流れ下る。南西側では1904年(明治37)につくったトンネルによって南斜面の灌漑(かんがい)用水に利用されている。湖面に榛名富士の映った姿は美しい。湖の周囲は県立榛名公園に指定され、湖岸には第二次世界大戦後急増した観光集落があり、夏はキャンプや高原学校、冬は全湖面が結氷しスケートやワカサギの穴釣りに訪れる人が多い。伊香保(いかほ)、高崎からバスが通じる。[村木定雄]

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