榴岡天満宮(読み)つつじがおかてんまんぐう

日本歴史地名大系 「榴岡天満宮」の解説

榴岡天満宮
つつじがおかてんまんぐう

[現在地名]仙台市榴ヶ岡

祭神は菅原道真で、神体は空也作と伝える。近世には天神社または榴岡天神社と称されたが、第二次世界大戦後、現社名に改める。旧村社。社伝によると、もと山城国に鎮座していたのを平将春が陸奥国宇多うだ(現福島県)勧請。のち柴田郡川内かわうち(現川崎町)に遷座したが、藤原基衡の家臣佐藤治信・小太郎親子の尊崇を得るに及び、小田原おだわら玉手たまて(現東照宮の地)に再び遷座。のちまた島津陸奥守や国分能登守宗政などが相次いで修補を加え、天文二〇年(一五五一)には白石三河守宗明が再興するなど、多くの保護者を経て伊達氏の支配を受けることとなる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

事典・日本の観光資源 「榴岡天満宮」の解説

榴岡天満宮

(宮城県仙台市宮城野区)
杜の都 わがまち緑の名所100選指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

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