構造学(読み)こうぞうがく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「構造学」の意味・わかりやすい解説

構造学
こうぞうがく

建築学の各材料による構造に対する知識の集大成である建築構造学,および建築物,橋梁船舶,航空機などの構造物一般の応力変形を研究する構造力学,単一の素材に生じる応力や変形を研究する材料力学に分れる。古代にも建築物についてすぐれた構造学があったが,それらは主として経験的な知識の集大成であった。ルネサンス以降,G.ガリレイの材料実験にみられるように,材料の力学的性質数学的に明らかにされ,数学と物理学発展に伴い,19世紀以降になると,構造物の強さをあらかじめ数学的に検証する方法が発達し,各種の設計法が確立され,20世紀にはそれぞれの分野で体系化された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む