権利能力無き財団(読み)ケンリノウリョクナキザイダン

デジタル大辞泉 「権利能力無き財団」の意味・読み・例文・類語

けんりのうりょくなき‐ざいだん【権利能力無き財団】

財団としての実体を備えているが、法人格を有さず、権利義務の帰属主体となることができない団体人格の無い財団。→権利能力無き社団
[補説]個人財産から分離独立した基本財産を有し、運営のための組織を有していることが要件とされる。代表者・管理者の定めがあるものは、訴訟当事者となることができ、収益事業を営む場合は法人税納税義務が生じる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android