権力論(読み)けんりょくろん(その他表記)political power theory

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「権力論」の意味・わかりやすい解説

権力論
けんりょくろん
political power theory

人が他者の意思に反してある行動をとらせることができるとき,その人は権力を持つという。権力は政治の中で重要な位置を占めてきたが,権力をとらえる方法には大きな変遷がある。軍事力や警察力のような物理的強制力という実態的な概念で権力を考える立場に対し,権力は権力者と被権力者の間の関係で成立するという立場を権力の関係概念という。この立場に立てば,物理的手段や金などは権力そのものではない。権力の具体的測定には,決定においてだれが影響力を持つかを測る決定分析などが一般的に使われてきた。

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