20世紀日本人名事典 「横山重」の解説 横山 重ヨコヤマ シゲル 昭和期の国文学者,書誌学者 生年明治29(1896)年1月22日 没年昭和55(1980)年10月8日 出生地長野県 学歴〔年〕慶応義塾大学文学部〔大正11年〕卒 経歴学生時代から歌人の島木赤彦に師事して「万葉集」研究や作歌に従事。のち「神道集」研究をきっかけに室町時代物語や古浄瑠璃へと関心を深め、正確な校本を作るために諸本を収集、中世・近世にわたる語り物系文学の研究の基礎を築いた。校本に「琉球神道記」「古浄瑠璃正本集」「説経正本集」「室町時代物語大成」など。また書物収集に関する随筆「書物博捜」がある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「横山重」の解説 横山重 よこやま-しげる 1896-1980 昭和時代の国文学者。明治29年1月22日生まれ。島木赤彦に師事して「万葉集」を研究。のち琉球史料,室町時代物語,古浄瑠璃(じょうるり)へと研究をひろげて多数の校本を刊行した。昭和55年10月8日死去。84歳。長野県出身。慶大卒。校本に「琉球神道記」「古浄瑠璃正本集」,随筆に「書物捜索」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by