横渡村(読み)よこわたりむら

日本歴史地名大系 「横渡村」の解説

横渡村
よこわたりむら

[現在地名]村松町横渡

早出はいで川にすぎ川が合流する付近の杉川右岸に位置し、西の杉川対岸には暮坪くれつぼ村、東は笹目ささめ村、北の早出川対岸は松野まつの村。正保国絵図に高二二石余、村上藩領。同藩松平直矩の代の万治二年(一六五九)検地帳(藤波家文書)では高八四石余。寛文八年(一六六八)榊原氏の代に永荒地改を実施。


横渡村
よこわたりむら

[現在地名]三方町横渡

能登野のとの村の北に位置し、丹後街道が通る。中世倉見くらみ庄に属し、地名は弘治二年(一五五六)六月の明通寺鐘鋳勧進算用状(林屋辰三郎氏蔵)に「五十文 よこ渡り」とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android