樹雨(読み)キサメ

デジタル大辞泉 「樹雨」の意味・読み・例文・類語

き‐さめ【樹雨】

木の葉や枝についた霧が水滴となって落ちること。また、その水滴。

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精選版 日本国語大辞典 「樹雨」の意味・読み・例文・類語

き‐さめ【樹雨】

  1. 〘 名詞 〙 初夏に、霧が木の葉や枝について、それから落ちる水滴。《 季語・夏 》

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百科事典マイペディア 「樹雨」の意味・わかりやすい解説

樹雨【きさめ】

濃霧森林を流れていくとき,霧粒樹木の葉等にとらえられ,そこから大粒の雨となって降る現象地形影響で絶えず雲をかぶっているような山地は樹雨が多い。ケープタウンテーブル山の樹雨は有名で,年間雨量の2倍も樹雨が降る。

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