樺甸(読み)かでん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「樺甸」の意味・わかりやすい解説

樺甸
かでん / ホワティエン

中国、吉林(きつりん)省中南部の県級市。常住人口44万7780(2013)。行政上は吉林市に属する。松花江(しょうかこう)の上流域に位置し、白山水力発電所がある。大豆コウリャントウモロコシ、米、アワタバコアサアイ材木、薬用ニンジン、鹿茸(ろくじょう)などを産する。また金の産地として知られ、埋蔵量は約60トンと推定される(2013年時点)。

[浅井辰郎・編集部 2017年7月19日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android