精選版 日本国語大辞典 「鹿茸」の意味・読み・例文・類語
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『神農本草経(しんのうほんぞうきょう)』の中品(ちゅうほん)に収載されている漢薬。シカ科のマンシュウアカジカCervus elaphus L. var. xanthopygus Milne-EdwardsおよびマンシュウジカC. nippon Temminck var. mantchuricus Swinhoeなどの雄のまだ角化していない、もしくはわずかに角化した幼角(袋角(ふくろづの))を乾燥したもので、古来から強壮、強精、鎮痛薬として多くの病気に応用されてきた。含有する成分としてはコラーゲン、リン酸カルシウム、炭酸カルシウム、タンパク質などがあげられる。なお、卵胞ホルモン(エストロン)を含むという報告も出されている。
[難波恒雄・御影雅幸]
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
…江戸後期の儒学者羽倉簡堂の《饌書》によれば,鹿は冬が美味で,胸肉がもっともよく後肢がこれにつぐとされ,料理としてはすき焼風のなべ料理が歓迎されるようになっていた。なお,鹿の角,とくに袋角は鹿茸(ろくじよう)といって薬用とされた。鹿茸は粉末にして眼科に用いるとされるが,補精強壮剤にもされたようである。…
※「鹿茸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
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