橄欖科(読み)かんらんか

精選版 日本国語大辞典 「橄欖科」の意味・読み・例文・類語

かんらん‐か‥クヮ【橄欖科】

  1. 〘 名詞 〙 双子葉植物の科名。一六属約五〇〇種あり、熱帯に生育する低木または高木で葉は互生し有柄、時に托葉がある。花は小さく、通常単性、萼(がく)花弁は三ないし五で時に合着する。雄ずいは三ないし五または六ないし一〇。子房上位で三ないし五室、各室に二個の卵子がある。種子には胚乳がない。この仲間の多くは樹脂をとるために栽培される。日本には自生種はない。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android