橋本独山(読み)はしもと どくさん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「橋本独山」の解説

橋本独山 はしもと-どくさん

1869-1938 明治-昭和時代前期の僧。
明治2年6月11日生まれ。臨済(りんざい)宗。橋本峨山(がざん)の法をつぐ。師の没後,京都の鹿王(ろくおう)院をつぎ,橋本姓を名のる。明治44年相国寺住職,相国寺派管長。鳥取県三朝(みささ)に南苑寺をひらいた。書画にすぐれた。遺録に「対雲録」。昭和13年8月15日死去。70歳。越後(えちご)(新潟県)出身。法名は玄義。別号に対雲窟,南苑窟。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android