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禅宗七堂伽藍(がらん)の一つ。禅修行の中心となる建物である。雲堂(うんどう)、禅堂、選仏場(せんぶつじょう)、枯木堂(こぼくどう)などともいう。中国の唐(とう)・宋(そう)の時代より、堂内の中央に聖僧(しょうそう)(主として文殊菩薩(もんじゅぼさつ)像)を安置し、周囲に単(たん)(坐禅(ざぜん)をする床)を配する。叢林(そうりん)に安居(あんご)を許された僧は、ここに畳一畳分を与えられる。曹洞(そうとう)宗の場合、修行僧は僧堂で起臥(きが)し、食事をし、坐禅する。臨済(りんざい)宗や黄檗(おうばく)宗では、食事は斎堂や庫院(くいん)でとるが、これは明(みん)代の規則に倣ったものである。
[永井政之]
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…塔は伽藍後方に建てられ,安楽寺塔(上田市)は唐様(禅宗様)による八角三重裳階つきの珍しい例である。座禅修行の場である僧堂(禅室)や清浄のための浴室,東司(とうす)(便所)は東福寺に実例がある。書院などに二階建ての楼もできた。…
※「僧堂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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