橘つや(読み)タチバナ ツヤ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「橘つや」の解説

橘 つや
タチバナ ツヤ


職業
寄席囃子

生年月日
明治31年

出生地
東京麻布(東京都)

学歴
府立第三高等女学校卒

経歴
19歳で夫と死別し、立花亭の木戸番になる。大正4年から下座といわれる寄席ばやしの三味線ひきとして第一線で働いていた。昭和20年から芸術協会の所属。31年芸術祭奨励賞、47年勲六等瑞宝章を受け、53年から国立演芸場後進の指導者もつとめていた。

所属団体
芸術協会

受賞
勲六等瑞宝章〔昭和47年〕 芸術祭奨励賞〔昭和31年〕

没年月日
昭和57年 7月17日 (1982年)

伝記
対談 落語芸談〈PART3〉 川戸 貞吉 編(発行元 弘文出版 ’93発行)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「橘つや」の解説

橘 つや
タチバナ ツヤ

大正・昭和期の寄席囃子



生年
明治31(1898)年

没年
昭和57(1982)年7月17日

出生地
東京麻布

学歴〔年〕
府立第三高等女学校卒

主な受賞名〔年〕
芸術祭奨励賞〔昭和31年〕,勲六等瑞宝章〔昭和47年〕

経歴
19歳で夫と死別し、立花亭の木戸番になる。大正4年から下座といわれる寄席ばやしの三味線ひきとして第一線で働いていた。昭和20年から芸術協会の所属。31年芸術祭奨励賞、47年勲六等瑞宝章を受け、53年から国立演芸場の後進の指導者もつとめていた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「橘つや」の解説

橘つや たちばな-つや

1898-1982 大正-昭和時代の寄席(よせ)三味線方
明治31年10月生まれ。8歳で長唄名取となる。大正4年から寄席囃子(ばやし)の三味線をひく。戦後は落語芸術協会に所属し,新宿上野浅草の寄席などで活躍した。国立劇場養成課講師。昭和31年芸術祭奨励賞。昭和57年7月17日死去。83歳。東京出身。東京府立第三高女卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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