デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「橘守国」の解説 橘守国 たちばな-もりくに 1679-1748 江戸時代中期の画家。延宝7年生まれ。大坂の人。狩野(かのう)派の鶴沢探山の門人。その画法をつたえるためおおくの絵本を刊行し,浮世絵におおきな影響をあたえた。寛延元年10月17日死去。70歳。本姓は楢村。名は別に有税。通称は惣(宗)兵衛。号は後素軒。作品に「絵本故事談」「絵本鶯宿梅」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
朝日日本歴史人物事典 「橘守国」の解説 橘守国 没年:寛延1.10.17(1748.11.7) 生年:延宝7(1679) 江戸中期の画家。大坂の人。本姓は楢原。名は有税。別号は後素軒。鶴沢探山の門人で,『絵本故事談』『絵本鶯宿梅』など約20の手引書的な絵本を公刊。その精密な画風は上方浮世絵にも影響を与えた。 (星野鈴) 出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報