機務(読み)キム

精選版 日本国語大辞典 「機務」の意味・読み・例文・類語

き‐む【機務】

  1. 〘 名詞 〙 国家自治体などの、最も重要な政務。機密の政務。
    1. [初出の実例]「多成機務之蠹害、動黷朝廷之政事」(出典:醍醐寺文書‐延元三年(1338)五月一五日・北畠顕家奏状)
    2. 「内閣総理大臣は各大臣の首班として機務を奏宣し」(出典:内閣官制(明治二二年)(1889)二条)
    3. [その他の文献]〔宋書‐王弘伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「機務」の読み・字形・画数・意味

【機務】きむ

機密の要務。魏・康〔山巨源(濤)に与へて交はりを絶つ書〕心、煩に耐へずして、而も官事に鞅掌し、務其の心に纏(まと)はり、世故其の慮にし。七の堪へざるなり。

字通「機」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む