機械仕上(読み)きかいしあげ

精選版 日本国語大辞典 「機械仕上」の意味・読み・例文・類語

きかい‐しあげ【機械仕上】

  1. 〘 名詞 〙 工作機械を用いて製品にしあげること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「機械仕上」の意味・わかりやすい解説

機械仕上げ
きかいしあげ

金属材料をはじめ各種の被加工材を工作機械を利用して所要寸法形状および表面性状に仕上げること。工作物の形状や要求仕上げ精度によって、適切な工作機械を選定する必要がある。円筒面仕上げ用として旋盤平面仕上げ用としてフライス盤平削り盤などがある。また寸法精度および表面性状の要求が厳しい場合には、円筒面仕上げ用として円筒研削盤内面研削盤ホーニング盤ラップ盤があり、平面仕上げ用として平面研削盤、ラップ盤などがある。ほかに特殊なものとして、ねじ仕上げ用のねじ研削盤、歯車歯面仕上げ用の歯車研削盤などがある。

[清水伸二]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android