橡科(読み)とちのきか

精選版 日本国語大辞典 「橡科」の意味・読み・例文・類語

とちのき‐か‥クヮ【橡科・栃科】

  1. 〘 名詞 〙 双子葉植物の科名。二属、約一五種あり、北半球の温帯および南米に分布する。高木で、樹脂を含む鱗片に包まれた大きな冬芽がある。葉身は掌状で、対生し、托葉を欠く。有限花序には両性花と単性花があり、雄性花には退化子房があって最初に咲き、また、両性花は雄蕊先熟で、おもに蜂によって受粉する。萼は五裂し、花弁は五個で、左右対称。雄蕊は五~八。子房上位で、三室。各室に二個の胚珠がある。果実は蒴果で、硬い皮があり、通常大きな種子が一個はいっている。日本にはトチノキ山地に自生しており、また、マロニエもこの仲間である。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む