次郎六郎遺跡(読み)じろうろくろういせき

日本歴史地名大系 「次郎六郎遺跡」の解説

次郎六郎遺跡
じろうろくろういせき

[現在地名]大王町船越 次郎六郎

英虞あご湾を一望に収める景勝地登茂とも(四八メートル)北西陸繋島のように突出する小半島の頸部付近に位置する。長年の海食によって台地が崩され、最も狭いところは幅約五メートルを残すにすぎない。遺物はこの北岸側の長さ百数十メートルに及ぶ波打際に多く散布する。代表的な遺物には先土器時代より縄文時代初頭にかけての尖頭器・掻器・石斧・石核などがみられる。特徴的なのは前二者で、尖頭器には木葉形と小型有舌の二種類があり、掻器には典型的な拇指形のものが多数ある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む