欧州チャンピオンズリーグ

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欧州チャンピオンズリーグ

前身欧州チャンピオンズカップから60年の歴史を誇る世界最高峰のサッカーのクラブ大会。欧州サッカー連盟(UEFA)が主催し、1955~56年シーズンに第1回が実施された。毎年行われ、現在は主要国内リーグ覇者など32クラブが参加し、その頂点を決める。各国の一流選手がプレーし、世界的に人気が高い。賞金も高額で、2016年~17年シーズンは総額約13億ユーロ(約1508億円)が成績に応じ、参加チームに分配される。(共同)

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知恵蔵 の解説

欧州チャンピオンズリーグ

欧州のクラブナンバーワンを決める大会。1956年にチャンピオンズカップとして開始、第1回大会が行われレアル・マドリード(スペイン)が優勝した。以降、毎年開催され、92年からチャンピオンズリーグに名称を変更、グループリーグ方式を導入して規模が拡大した。欧州のクラブレベルの大会としては最も重要とされ、90年代には莫大な収益を上げるようになり、それに伴って賞金も高騰。この大会に出場できるか否かは、クラブの経営面で大きな影響がある。大会形式は、1次リーグ後に16チームによるノックアウト方式の対戦。優勝チームは、FIFAクラブ・ワールドカップへの出場権を得る。出場チームの選出方法は、まずUEFAの作成するランキングに従って各国リーグの出場枠を決定。UEFAランキングは過去5シーズンの戦績から毎年作成される。06―07年シーズンは、ACミラン(イタリア)がリバプール(イングランド)を下し優勝した。

(西部謙司 サッカージャーナリスト / 2008年)

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