欽羨(読み)キンセン

デジタル大辞泉 「欽羨」の意味・読み・例文・類語

きん‐せん【×欽羨】

[名](スル)敬いつつ、うらやましく思うこと。
しきりに日本人種の独り東洋に雄飛するを―せり」〈竜渓・浮城物語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「欽羨」の意味・読み・例文・類語

きん‐せん【欽羨】

  1. 〘 名詞 〙 ほめうらやむこと。すばらしいものだとして、あやかりたいと思うこと。
    1. [初出の実例]「非吾能一レ之。唯願学焉而欽羨之。斯而已矣」(出典:東海一漚集(1375頃)三・与竺僊和尚)
    2. 「頻に日本人種の独り東洋に雄飛するを欽羨せり」(出典:浮城物語(1890)〈矢野龍渓〉五〇)
    3. [その他の文献]〔魏書‐楊播〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「欽羨」の読み・字形・画数・意味

【欽羨】きんせん

敬慕する。〔世説新語賞誉〕張天錫、世涼州に雄たり。~方の殊なりと雖も、亦た邊人の(けつ)なり。皇京多才なるを聞き、欽羨彌(いよいよ)至る。

字通「欽」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む