款接(読み)かんせつ

精選版 日本国語大辞典 「款接」の意味・読み・例文・類語

かん‐せつクヮン‥【款接】

  1. 〘 名詞 〙 親切にもてなすこと。歓待
    1. [初出の実例]「遠方より来訪するものを款接せんとて」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉六)
    2. [その他の文献]〔南史‐張融伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「款接」の読み・字形・画数・意味

【款接】かん(くわん)せつ

心からもてなす。款待。〔南史、張融伝〕高素(もと)より融を愛して大尉と爲し、時に融と款接す。融を見て常に笑ひて曰く、此の人、一無(なか)るべからず。二るべからずと。

字通「款」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android