歓遊(読み)かんゆう

精選版 日本国語大辞典 「歓遊」の意味・読み・例文・類語

かん‐ゆうクヮンイウ【歓遊】

  1. 〘 名詞 〙 よろこび遊ぶこと。遊び楽しむこと。
    1. [初出の実例]「家風扇与好風還、一処歓遊咲破顔」(出典田氏家集(892頃)下・暮春宴菅尚書亭同賦掃庭花自落)
    2. 「糸竹に心を延て歓遊す」(出典:三国伝記(1407‐46頃か)二)
    3. [その他の文献]〔白居易‐酬哥大見贈詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「歓遊」の読み・字形・画数・意味

【歓遊】かんゆう(くわんいう)

たのしく遊ぶ。唐・司空曙〔曹同椅を送る〕詩 惆悵(ちうちやう)してしく相ひる 、此れより疎なり

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