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正慶尼 せいけいに

朝日日本歴史人物事典の解説

正慶尼

生年:生没年不詳
江戸中期の画家。大坂堀江の豪家・木津屋の娘で本姓は三好氏,名はゆき。京都・大坂の間で任侠をもって知られ,奴の小まんと呼ばれた。清人伊孚九の画風にならった小景山水図に長じ,後年難波村(大阪府)に隠居して正慶と号した。酒飲みと猫が嫌いだったといい,木村蒹葭堂とも交流があり,俳句も詠み,書もみごとであったという。晩年は大和郡山の柳里恭(柳沢淇園)の家の食客として過ごす。没年には,文化1(1804)年76歳で大坂で没したとする説と,80歳余で没したと伝えるものがある。木津村(大阪府)の幽泉寺に埋葬されたとも伝える。<参考文献>板橋区立美術館『江戸の閨秀画家展/図録』

(安村敏信)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

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