正書(読み)セイショ

精選版 日本国語大辞典 「正書」の意味・読み・例文・類語

せい‐しょ【正書】

  1. 〘 名詞 〙 漢字書体一つ楷書(かいしょ)をいう。
    1. [初出の実例]「其字正書遒勁、千歳新なるが如し」(出典:東巡録(1876)〈金井之恭〉一〇)
    2. [その他の文献]〔宣和書譜‐正書叙論〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「正書」の読み・字形・画数・意味

【正書】せいしよ

楷書。〔宣和書譜、三、正書叙論〕初に在りて、王仲といふり。始めて隷字(れいじ)を以て楷法を作(な)す。謂(いはゆる)楷法なるは、今の正書是れなり。~(くだ)りて三國の鍾(しようえう)、~正書のと爲る。

字通「正」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む