正格活用(読み)セイカクカツヨウ

デジタル大辞泉 「正格活用」の意味・読み・例文・類語

せいかく‐かつよう〔‐クワツヨウ〕【正格活用】

日本語の動詞の活用形式の一。それぞれに属する語が比較的多く、活用形式が規則的に整っているもの。口語の五段・上一段・下一段、文語四段・上一段・上二段・下一段・下二段に活用するものの総称。⇔変格活用

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「正格活用」の意味・読み・例文・類語

せいかく‐かつよう‥クヮツヨウ【正格活用】

  1. 〘 名詞 〙 日本語の動詞活用形式のうち、多くの語に規則的に適用するもの。文語では四段・上一段・上二段・下一段・下二段、口語では五段・上一段・下一段の各活用。文語下一段活用に属する動詞は「蹴る」一語であるが、その活用形式が上一段活用と平行するのでこれに含める。西欧語の規則動詞にあたる。変格活用に対していう。正格。〔広日本文典(1897)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android