デジタル大辞泉 「変格活用」の意味・読み・例文・類語 へんかく‐かつよう〔‐クワツヨウ〕【変格活用】 国文法で、動詞の活用形式の一種。正格活用に対し、比較的不規則に語形変化するもの。口語でカ行(来る)・サ行(する)の2種、文語でカ行(来く)・サ行(す・おはす)・ナ行(死ぬ・去いぬ)・ラ行(あり・居をり・はべり・いまそかり)の4種がある。⇔正格活用。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「変格活用」の意味・読み・例文・類語 へんかく‐かつよう‥クヮツヨウ【変格活用】 〘 名詞 〙 日本語の動詞活用の中で、その語尾変化が四段活用、二段活用、一段活用の格に合わないもの。文語では、「来(く)」(カ行)、「為(す)」(サ行)、「死ぬ・去ぬ」(ナ行)、「有り・居り・侍り・坐(いますが)り」(ラ行)、口語では「来る」(カ行)、「為る」(サ行)の活用をいう。なお、「来」「為」の活用については三段活用とよぶ学説もある。〔広日本文典(1897)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例