正義と平和評議会(読み)せいぎとへいわひょうぎかい(その他表記)Pontifical Commission for Justice and Peace

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「正義と平和評議会」の意味・わかりやすい解説

正義と平和評議会
せいぎとへいわひょうぎかい
Pontifical Commission for Justice and Peace

1967年教皇パウルス6世の自発教令「カトリクム・クリスティ・エクレシアム」によって設立された教皇庁の機関。国際間の平和増進と社会的正義の実現に寄与し,発展途上国の進歩と福祉の向上に協力することを目的としている。教皇庁国務省を通じて教皇に勧告することを職務とし,決定権はもたない。 68年には,プロテスタント世界教会協議会と協力してソデパクスを設立したほか,各国の司教団がそれぞれ自国のために固有の委員会を設立するよう援助している。日本では「正義と平和司教委員会」および「正義と平和協議会」として 71年に発足したが,74年には一本化されて「日本カトリック正義と平和協議会」となった。その後韓国の政治犯釈放運動,同和問題,フィリピンなどに進出した日本企業による公害および人権侵犯問題,障害者福祉などに取組んでいる。

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