武藤工業(読み)むとうこうぎょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「武藤工業」の意味・わかりやすい解説

武藤工業
むとうこうぎょう

設計製図機器の最大手メーカー。 1951年登記上の設立。 52年武藤目盛彫刻として設立。 59年現社名に変更。 53年開発の設計製図機械「ドラフター」を発展基礎に,61年自動製図機械「ヌメリコン」,67年図形入力装置「デジグラマー」を開発し,業界をリードしてきた。 75年には専用 CADシステム,84年パーソナル・プロッタ,85年パーソナル CADシステムと相次いで開発。しだいに CAD/CAM関連機器の比重を高めつつある。 99年東京コンピュータサービスとソフト開発・販売などで連携を開始。売上構成比は, CADシステム 25%,CAD周辺機器 52%,設計製図機器 17%,その他5%。年間売上高 222億 8200万円 (連結。うち輸出9%) ,資本金 93億 2300万円,従業員数 518名 (1999) 。

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