デジタル大辞泉 「死に後れる」の意味・読み・例文・類語 しに‐おく・れる【死に後れる/死に遅れる】 [動ラ下一][文]しにおく・る[ラ下二]1 死ぬべき機会を逃して生きている。「―・れて生き恥をさらす」2 ほかの人が死んで、自分だけが生き残る。ある人に先に死なれる。「息子に―・れる」[類語]生き長らえる・生き延びる・生き残る・死に損なう・永らえる 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「死に後れる」の意味・読み・例文・類語 しに‐おく・れる【死後・死遅】 〘 自動詞 ラ行下一段活用 〙 [ 文語形 ]しにおく・る 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 死ななければならない時に死なないで生き残る。また、ほかの人が死んで、自分だけ生きながらえる。[初出の実例]「不孝のつみをくやみの涙、しにおくれたるつら恥と、猶身をかくすあしべより」(出典:浄瑠璃・津国女夫池(1721)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例