デジタル大辞泉 「生長らえる」の意味・読み・例文・類語 いき‐ながら・える〔‐ながらへる〕【生(き)長らえる】 [動ア下一][文]いきながら・ふ[ハ下二]この世に長く生き続ける。また、生き延びる。「―・えて孫の成人を見届けたい」[類語]生き延びる・生き残る・死に後れる・死に損なう・永らえる・生き抜く・命を繋つなぐ・露命を繋つなぐ・サバイバル 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「生長らえる」の意味・読み・例文・類語 いき‐ながら・える‥ながらへる【生長・生存】 〘 自動詞 ア行下一(ハ下一) 〙 [ 文語形 ]いきながら・ふ 〘 自動詞 ハ行下二段活用 〙 ( 室町時代頃からヤ行にも活用した )① 生きてこの世に長くとどまる。[初出の実例]「Iqinagaraye, uru, eta(イキナガラユル)〈訳〉生きる」(出典:日葡辞書(1603‐04))② 死ぬべきところを生きつづける。[初出の実例]「殺される親は存命(イキナガラ)へて、剣(つるぎ)の云ひ訳(わけ)」(出典:歌舞伎・傾城魔術冠(1766)四幕) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例