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残響計(読み)ザンキョウケイ

デジタル大辞泉の解説

ざんきょう‐けい〔ザンキヤウ‐〕【残響計】

室内や音楽ホールなどにおいて、音源が振動をやめたあとも、引き続き聞こえる残響の強さを測定する計器。残響音の強さが60デシベル減衰するまでの時間を残響時間という。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

残響計
ざんきょうけい

室内などにおいて、音源が振動をやめたあとに壁からの反射波によって聞こえる音の度合いを測定する計器。原理としては測定用のマイクロホンを用いて残響音の強さの時間的変化を測定する計器であり、音楽ホールなどの音響効果を調べるために用いられる。残響の度合いの尺度としては残響時間が用いられ、これは、音源を止めてから室内の残響音の強さが60デシベル減衰するのに要する時間と決められている。残響音はほぼ対数的に減衰するので、残響音の強さを対数目盛りで表すと時間に対して直線的に減少することになり、この直線の傾きから残響時間が求められる。いろいろな型式があり、最近では測定と計算処理を自動的に行って残響時間を秒で表示するデジタル式のものが多い。[三井清人]

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