殺生関白(読み)セッショウカンパク

デジタル大辞泉 「殺生関白」の意味・読み・例文・類語

せっしょう‐かんぱく〔セツシヤウクワンパク〕【殺生関白】

豊臣秀次異称秀吉養子関白を継いだが、粗暴な行動が多かったことから「摂政関白」をもじっていう。

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精選版 日本国語大辞典 「殺生関白」の意味・読み・例文・類語

せっしょう‐かんぱくセッシャウクヮンパク【殺生関白】

  1. 安土桃山時代武将、豊臣秀次(秀吉の養子で関白をつぐ)の異称。粗暴不謹慎の行動が多かったところから「摂政関白」をもじっていう。
    1. [初出の実例]「これ京童が口々に、殺生関白とそしりの権輿(はじめ)」(出典桐一葉(1894‐95)〈坪内逍遙〉二)

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