殿ヶ谷新田(読み)とのがやしんでん

日本歴史地名大系 「殿ヶ谷新田」の解説

殿ヶ谷新田
とのがやしんでん

[現在地名]立川市西砂町にしすなちよう五―七丁目など

砂川すながわ村の西に位置し、南端五日市街道が通る。享保期(一七一六―三六)に開発された武蔵野新田の一つで、狭山丘陵南麓の殿ヶ谷村(現瑞穂町)を親村とする幕府領村請新田。文政一二年(一八二九)の村高は二二五石余(「拝島村組合高調帳」増尾家文書)。旧高旧領取調帳でも村高は同じ。化政期の家数二六(風土記稿)。村の西側を流れていた殿ヶ谷用水は享保五年に開削されたもので(立川市史)流域の開発をはじめ、農業用水・生活用水に利用された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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