比例コンパス(読み)ヒレイコンパス

デジタル大辞泉 「比例コンパス」の意味・読み・例文・類語

ひれい‐コンパス【比例コンパス】

製図用具の一。2本の脚をX字形にとめたコンパスで、止めねじ位置によって両脚の開きを一定の比で変えることができる。縮尺図を作るときに使用

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「比例コンパス」の意味・読み・例文・類語

ひれい‐コンパス【比例コンパス】

〘名〙 (コンパスはcompasso から) 二本の脚をとめるねじの位置によって、脚の両端の開きが一定の割合で変わるコンパス。製図などで、原図の各部分の間の割合を変えずに、拡大または縮小するのに用いる。比例両脚規。比例規。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の比例コンパスの言及

【ディバイダー】より

…イギリス式,ドイツ式の形式があり,またいずれにもねじにより開閉を行うスプリング式のものがある。比例コンパスもこの一種で,それぞれ脚の両端が針状につくられ,すべりこまの基線を目盛に合わせると,脚の両端はそれに比例した開きを行うようになっているので,縮尺や倍尺の図面を描くときに便利である。【大西 清】。…

※「比例コンパス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android