比嘉乗昌(読み)ひが じょうしょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「比嘉乗昌」の解説

比嘉乗昌 ひが-じょうしょう

?-? 琉球の漆工。
首里の人。1715年に琉球漆器特有の装飾法である堆錦(ついきん)の新技法を開発。1717年芭蕉(ばしょう)紙を共同研究によってつくった。名護間切(なごまぎり)喜瀬地頭職をあたえられた。唐名は房弘徳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の比嘉乗昌の言及

【堆錦】より

…沖縄漆器の加飾法の一つ。一般には1715年(尚敬王3)に房弘徳(比嘉乗昌)が創始したとされるが,明代の《髹飾録(きゆうしよくろく)》(16世紀)に,このころ流行した堆綵(ついさい)(下地を盛り上げ,上に色漆を塗ったもの)に似た技法として〈堆錦〉をあげており,これは前後の状況から沖縄のものにまちがいないといわれる。技法は,充分焼いたくろめ漆に顔料を多量に入れ,金槌でたたいて各色の堆錦餅をつくり,さらにローラーにかけ薄板にのばす。…

※「比嘉乗昌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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