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水上の音楽 すいじょうのおんがくThe Water Music

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

水上の音楽
すいじょうのおんがく
The Water Music

ヘンデル作曲の管弦楽組曲イギリス王室テムズ川上の船遊びに際して演奏された。最も有名な催しは 1717年に行われたが,近年の研究によれば,1715年,36年にも同種の催しがあったという説もある。今日伝わる音楽は,これらを総合したものと推定される。

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デジタル大辞泉の解説

すいじょうのおんがく〔スイジヤウのオンガク〕【水上の音楽】

《原題、Water Musicヘンデルの管弦楽組曲。1715年頃の作曲。テムズ川でのジョージ1世の舟遊びで演奏されたという逸話が残っている。ヘンデルの代表作の一。

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デジタル大辞泉プラスの解説

水上の音楽

ドイツ生まれのイギリスの作曲家ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルの管弦楽用組曲(1715頃-17以後)。原題《Water Music》。テムズ川でのジョージ1世の舟遊びの際に演奏されたという逸話がある。

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世界大百科事典 第2版の解説

すいじょうのおんがく【水上の音楽 Water Music】

ヘンデルの管弦楽組曲。ハレ版《新ヘンデル全集》では22曲。異曲11曲が知られる。現在では6曲を選んで編曲した指揮者ハーティHamilton Harty(1879‐1941)の版が広く用いられている。作曲年は不詳。1715年テムズ川でのイギリス国王ジョージ1世の舟遊びのときにこの曲が演奏されたという逸話がよく知られているが確証はない。当時の新聞その他の記録から確かなことは,17年に水上の音楽会が行われ,そこでヘンデルの音楽が演奏されたということである。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

水上の音楽
すいじょうのおんがく
Water Music

ヘンデル作曲の22曲からなる大規模な管弦楽組曲(レドリッヒ校訂のハレ版「新ヘンデル全集」による)。真偽のほどは確かではないが、作品の成立事情について次のようなエピソードがある。ヘンデルはドイツからイギリスへ移住する際に、仕えていたハノーバー選帝侯の不興を買ってしまったが、その主君が1714年、ジョージ1世としてイギリスの王に迎えられた。そこで彼は和解を策してこの音楽を作曲し、1717年夏、テムズ川の舟遊びの際に王の御前で演奏、ふたたび王の寵愛(ちょうあい)を受けるようになった、というものである。特別な催しのために書かれた作品だけに、楽章の配列や楽器の編成にも不明な点があり、現代では、ハーティが6曲に編曲した版と、クリサンダーが20曲に編曲した版で演奏されることが多い。いわゆる実用音楽に属する作品ではあるが、音楽的にも高度な水準を保ち、その明快な表現によってバロック音楽の代表作として広く親しまれている。[三宅幸夫]

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世界大百科事典内の水上の音楽の言及

【ヘンデル】より

…晩年のオラトリオの中ではとくに《テオドラ》(1750)や《イェフタ》(1752)が名高い。 なお,器楽作品としては,作品3の6曲のコンチェルト・グロッソ,作品6の12曲のコンチェルト・グロッソ,作品4および7のオルガン・コンチェルトのほか,《水上の音楽》や《王宮の花火の音楽》(1749年アーヘンの和約を記念する祝典で初演された)がある。コンチェルト・グロッソやオルガン・コンチェルトのうちのいくつかは,オラトリオの幕間に余興として演奏されたものであり,《水上の音楽》や《王宮の花火の音楽》はいずれも戸外で演奏された作品である。…

※「水上の音楽」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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