比目魚(読み)ヒモクギョ

デジタル大辞泉 「比目魚」の意味・読み・例文・類語

ひもく‐ぎょ【比目魚】

一つ目の魚で、2匹並んではじめて泳ぐことができるという、中国の伝説上の魚。仲のよい夫婦のたとえ。
ヒラメカレイのこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「比目魚」の意味・読み・例文・類語

ひもく‐ぎょ【比目魚】

  1. 〘 名詞 〙 ( 目が一つしかなく、二匹並んで初めて泳ぐことができる魚の意で ) ヒラメ・カレイの類の異名。ひもくの魚。ひぼくの魚。ひもく。ひぼく。
    1. [初出の実例]「祥瑞〈略〉比目魚 出於東海。不比不行」(出典延喜式(927)二一)
    2. [その他の文献]〔爾雅‐釈地〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む