比目魚(読み)ヒモクギョ

デジタル大辞泉 「比目魚」の意味・読み・例文・類語

ひもく‐ぎょ【比目魚】

一つ目の魚で、2匹並んではじめて泳ぐことができるという、中国の伝説上の魚。仲のよい夫婦のたとえ。
ヒラメカレイのこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「比目魚」の意味・読み・例文・類語

ひもく‐ぎょ【比目魚】

  1. 〘 名詞 〙 ( 目が一つしかなく、二匹並んで初めて泳ぐことができる魚の意で ) ヒラメ・カレイの類の異名。ひもくの魚。ひぼくの魚。ひもく。ひぼく。
    1. [初出の実例]「祥瑞〈略〉比目魚 出於東海。不比不行」(出典延喜式(927)二一)
    2. [その他の文献]〔爾雅‐釈地〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む