比金襖(読み)ヒゴンアオ

デジタル大辞泉 「比金襖」の意味・読み・例文・類語

ひごん‐あお〔‐アヲ〕【比金×襖】

織り色の名。縦糸青黒横糸は黄色のもの。ひごんおう。
かさねの色目の名。表は黄ばんだ青、裏は二藍ふたあい。ひごんおう。

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精選版 日本国語大辞典 「比金襖」の意味・読み・例文・類語

ひごん‐おう‥アヲ【比金襖】

  1. 〘 名詞 〙(かさね)色目の名。表には黄みがちの青の染色と経黄緯青の織色があり、裏は紫色、または二藍とする。また、別説に火の色といい、桜襲に同じともいう。ひきんおう。〔名目鈔(1457頃)〕

ひごん‐あお‥あを【比金襖】

  1. 〘 名詞 〙ひごんおう(比金襖)

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