毛成村(読み)けなりむら

日本歴史地名大系 「毛成村」の解説

毛成村
けなりむら

[現在地名]神崎町毛成

武田たけだ村の南東に位置する。中世大須賀おおすか保に属した。慶長四年(一五九九)検地では高六〇七石余が打出され(「部冊帳」伊能家文書)、同年の検地帳(毛成区有文書)では名請人六九・屋敷持三四。元和三年(一六一七)知行宛行状に矢作領毛成村とあり、村内一〇〇石が旗本本多領となっている。寛永二年(一六二五)の知行宛行状には大須賀庄毛成村とみえ、高四二二石余が旗本坂部領とされている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む