民望(読み)ミンボウ

デジタル大辞泉 「民望」の意味・読み・例文・類語

みん‐ぼう〔‐バウ〕【民望】

人々の望み、願い。「民望にそむく」
世間人望衆望。「民望を集める」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「民望」の意味・読み・例文・類語

みん‐ぼう‥バウ【民望】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 人民希望。国民一般の願い。
    1. [初出の実例]「冀成歳功、以慰民望」(出典参天台五台山記(1072‐73)七)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐哀公一六年〕
  3. 世間の人望。世上の人気。衆望。
    1. [初出の実例]「己あることのみ知て、人あることをしらず。この故に、幸(さいわい)を得ても民望を失へり」(出典:集義和書(1676頃)一〇)
    2. [その他の文献]〔魏志‐満寵伝〕

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