民田(読み)みんでん(その他表記)min-tian; min-t`ien

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「民田」の意味・わかりやすい解説

民田
みんでん
min-tian; min-t`ien

中国,宋代以後の私有田土。政府所有の官田 (官有田) と区別して用いられる。唐代以前は公田,私田といったが,宋代以後は官田,民田の名を用いた。特に明代では官田を人民に小作させ,高額の小作料である租を徴収したが,民田にかかる税は官田に比べて非常に軽かった。しかし官田を管理する特別の機関が設置されなかったので,両者は次第に混交し,租と税とは平均化されて実際上差別は消滅した。しかし官田の名称は清代まで残存し,売買の際にも小作権譲渡という形式をとった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 項目

普及版 字通 「民田」の読み・字形・画数・意味

【民田】みんでん

私有の田。

字通「民」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む