気の所為(読み)キノセイ

デジタル大辞泉 「気の所為」の意味・読み・例文・類語

き‐の‐せい〔‐セヰ〕【気の所為】

実際にはそうでないのに、自分の心の状態原因でそのように感じられること。「気のせいか、鳥の声がする」

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精選版 日本国語大辞典 「気の所為」の意味・読み・例文・類語

き【気】 の 所為(せい)

  1. 実際には存在しない現象を見聞きしたり、理由のない感情を持ったりするなど、原因が自分の心の持ち方にあること。
    1. [初出の実例]「はてな、巫女(いちこ)の㒵(かほ)までが、気(キ)所為(セヰ)かこはくなるぜヱ」(出典滑稽本浮世床(1813‐23)二)

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