デジタル大辞泉 「気を尽くす」の意味・読み・例文・類語 気きを尽つく・す 1 精を出す。夢中になる。「そくばくの―・せる古賢の心ざし」〈戴恩記〉2 気力をつかい尽くす。気疲れする。「兄弟と人には語られず、―・し申し候」〈浮・文反古・二〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「気を尽くす」の意味・読み・例文・類語 き【気】 を 尽(つ)くす ① 精を出す。物に凝る。趣向をこらす。[初出の実例]「もし今此のをりかけたはたをきりたってのけたらば〈略〉気(キ)をつくし骨を折た前が用にたたいですたることぞ」(出典:玉塵抄(1563)一〇)② 気苦労をする。気力を使いはたす。気疲れする。[初出の実例]「敵を雨露に侵させて、人馬に気を尽(ツク)させよとて」(出典:太平記(14C後)三三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例