気付く(読み)キヅク

デジタル大辞泉 「気付く」の意味・読み・例文・類語

き‐づ・く【気付く】

[動カ五(四)]
それまで気にとめていなかったところに注意が向いて、物事存在状態を知る。気がつく。「誤りに―・く」「忘れ物に―・く」
意識を取り戻す。正気に戻る。気がつく。「―・いたらベッドの上だった」
[類語]感づく

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「気付く」の意味・読み・例文・類語

き‐づ・く【気付】

  1. [ 1 ] 〘 自動詞 カ行五(四) 〙
    1. 感じて知る。さとる。気がつく。
      1. [初出の実例]「西方と気づく空より秋の風」(出典:俳諧・文政句帖‐五年(1822)七月)
    2. 生き返る。正気に返る。気がつく。
      1. [初出の実例]「気絶シテ キツキマシテコサル」(出典:交隣須知(18C中か)三)
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙きづける(気付)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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