気塞い(読み)キブサイ

デジタル大辞泉の解説

き‐ぶさい【気塞い】

[形動]《「きふさぎ」の音変化。近世語》心のさわりになるさま。気にかかるさま。→気ぶっせい
「両人を片付けさせば、跡に―な者もない」〈浄・先代萩
[補説]形容詞としての使用例もある。
「庭の木蔭も気ぶさいと」〈浄・応神天皇

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

きぶさい【気塞い】

( 形動 )
〔「気ふさぎ」の転。近世語〕
気にかかるさま。気づまりなさま。 「跡に-な者もない五十四郡は心の儘/浄瑠璃・先代萩」
疑わしいさま。 「役人大勢打ち連立ち、此内か-なと、どか〱〱と込み入る所へ/浄瑠璃・傾城恋飛脚」 〔形容詞として用いられた例もある。「庭の木蔭も気ぶさいと、見廻し見廻す塀の上/浄瑠璃・応神天皇八白幡」〕

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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