気塞い(読み)キブサイ

デジタル大辞泉 「気塞い」の意味・読み・例文・類語

き‐ぶさい【気塞い】

[形動]《「きふさぎ」の音変化。近世語》心のさわりになるさま。気にかかるさま。→気ぶっせい
両人を片付けさせば、跡に―な者もない」〈浄・先代萩
[補説]形容詞としての使用例もある。
「庭の木蔭も気ぶさいと」〈浄・応神天皇

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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