気相重合(読み)きそうじゅうごう(英語表記)gas(vapor) phase polymerization

世界大百科事典 第2版の解説

きそうじゅうごう【気相重合 gas(vapor) phase polymerization】

高分子化合物を原料のモノマー(単量体)から合成するのに,そのモノマーが気相の状態で行う重合反応をいう。重合開始剤あるいは触媒は反応系を流動状態にして気相に懸濁させる。生成する高分子(ポリマー)は微粉状で得られる。反応のために溶媒や水を使わないので,その分離や回収のための装置が不要となる点がこの方法の利点である。ポリエチレンの製造に一部行われている。【井上 祥平】

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

今日のキーワード

技術書典

ITや機械工作などの技術書を専門とする同人誌の即売会。主催は、技術書の同人誌サークル「TechBooster」と技術系電子書籍専門の出版社「達人出版会」。主にコミックマーケットで取り扱われていた技術系...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android