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気管支嚢胞 きかんしのうほう

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家庭医学館の解説

きかんしのうほう【気管支嚢胞】

 胎児(たいじ)のときに気管や気管支の発達に異常が生じて発生する先天的なまれな病気です。
 文字どおり気管支粘膜(きかんしねんまく)でおおわれた薄い壁をもつ嚢胞が、縦隔(じゅうかく)または肺内に発生します。
 感染をおこさないかぎりは無症状のため、多くはX線検査などで偶然発見されます。
 感染をおこしたときには、肺膿瘍(はいのうよう)と似た発熱、膿性(のうせい)たん、血(けっ)たん、喀血(かっけつ)などがみられ、縦隔に発生して気道(きどう)を圧迫すると、喘鳴(ぜんめい)(呼吸の際にゼーゼー、ヒューヒューという音がします)や呼吸困難をおこします。
 X線検査、CT検査などで疑われますが、確定はむずかしく、多くの場合、手術によって切除して初めて診断が確定されます。
 治療は、感染が落ちついたときに、手術によって嚢胞を摘出します。

出典|小学館
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それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。この事典によって自己判断、自己治療をすることはお止めください。あくまで症状と病気の関係についてのおおよその知識を得るためのものとお考えください。

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